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助産師学校入学後も地雷を回避して生きていくために

みあれAcademy 助産師学校のマナーについてのブログ 助産師学校入学後も地雷を回避して生きていくために

難関 助産学専攻科に7年連続で合格者輩出!!

助産師学校受験準備のサポーター、みあれAcademyです😀


助産師学校に合格するだけでも大変なのに、入学後はそれ以上に厳しい世界が待っている――そんな現実を、私たちは毎年のように目の当たりにしています。


せっかく頑張って入学しても、たった一つの「やらかし」「地雷踏み」で、「実習に行かせてもらえない」「卒業できない」ということも実際に起こります。


この記事では、助産師学校で“避けられるはずの地雷”を避けるために知っておきたい「実習前のマナーと立ち回り」を、現場目線でわかりやすくお伝えします。


「こんなことで…!?」とならないように、そして、入学後も安心して学び続けられるように。

あなたの助産師人生を、合格のその先まで支えるためのヒントを詰め込みました。

どうぞ最後までお付き合いください😊


助産師学校に入ったら知っておきたい「地雷回避」術


◆ 助産師学校はマナー至上主義!

あまり説教くさいことを言うのは好きではないので、普段は1年に一度だけにしていますが…。

助産師学校(特に専攻科・大学院)は「社会人力(現役の学生さんにも求められます)」と「マナー至上主義」が基本です。


◆ 実習先での対応は「完全一人前」前提

助産師学校の実習(特に助産院実習)は、先生の付き添いなしで単独で訪問し、失礼なく過ごし、トラブルを起こさず(起きたら即報告)自分で完結させて帰ってくることが求められています。

現在は出産数が減り、看護学生以上に実習施設確保が難しいため、指導教員は「失礼やトラブルがないか」神経を尖らせているということが背景にあります。


◆ 4〜6月の座学期間は「観察期間」

4月に入学して6月頃までの座学期間中は、課題提出状況やトラブル時の相談の仕方などを、実は先生方がしっかり観察しています。

少しでも不安要素があると「実習に行かせてもらえない」ケースも、実際によくあります。

それでは、どんな学生が先生たちから「要注意⚠️」とマークされやすいのか見ていきましょう。


◆ 要注意学生の特徴①:やるなと言われたことをやる人


これは一発退場になりやすいです。

たとえ本人に悪気がなくても「やるな」と言われたことをやってしまう人は要注意扱いになってしまうこともあります。

例えば「前期実習では帝王切開の手術見学には入らない」という取り決めがあったのに、それを把握していない指導者に「見学する?」と誘われてうっかりついて行ってしまったケース。「実習要項を把握せず、学生を誘ってしまった指導者に問題があるのでは?」とかそういう反論も聞いてもらえないことも多いです。

指導者の落ち度は指導者の落ち度。学生は学生としてルールを守れていなかったのでアウト、という判断がなされる場合もあります。


禁止事項は絶対に守る!事情があるなら勝手にやらず、必ず事前に相談を。

やっていいかわからないことを確認しないでやらない。


◆ 要注意学生の特徴②:指示を理解せず違うことをする人


「やるな」と言われたことをやるのもアウトですが、「指示を聞いてない・理解せずに違うことをやる」人もかなり危険視されます。

お産の現場で「すぐに〇〇して!」と指示されたのに違う行動をされると、本当に事故に繋がります。

日頃の課題提出でも「箇条書きで」と言われているのに文章で書いて提出するとか、「A4で」と言われたのにB5で出す…などもすべて見られてます。

「何か出せばいいんでしょ?」とか

「わかればいいんでしょ?」とか

指示を軽くみるのは絶対にダメ。

細かく指示されているということは、受け取る先生たちにとって「そうでないと困る理由」が必ずあります。

指示や問題文はよく読んで、その通りに行動しましょう。


◆ 要注意学生の特徴③:ルールを自分に都合よく曲げようとする人


これも本当に厳しい。

よく、「私の考えでは〜」と長々と自分の正当性を語って説得を試みる方がいらっしゃいますが、「自分の都合を優先してほしい」「私を特別扱いしてほしい」という思いを印象付けるだけで、ひたすら印象が悪くなるだけです。

先生方の事情を尊重する姿勢がなければ、あなたの事情も尊重されません。

どうしても規定のルール通りにやれない場合は、まず「相談」をしましょう。

「相談」と「要求」は別のことです。

まずは「お相手のご事情を汲む力」が大切。

交渉上手になりましょう。




◆ 「避けられる地雷は避けて歩く」

みあれAcademyでは「合格してくれれば何でもいい」「お金を払ってくれれば何でもいい」とは考えていません。

せっかく合格して助産師学校に入ったからには、途中で辞めずに卒業してほしいと思っています。

なので、普段の講座の時から、助産学生になったら注意すべきポイントはお伝えしています。


避けられる地雷は避けて歩く。

マナーはそのためにあるのです。


助産師学校は本当に厳しい。


厳しい入試を突破した学生でも、40人クラスで毎年8〜10人は辞めてしまうことも珍しくはありません。

そこそこ勉強ができて、そこそこイイ子でも、ほんの少しのタイミングの悪さで実習に行けなくなってしまうこともあるんです。

そういうのは本当にもったいないと思うので…。


「マナーとか細かいこと言う人むりー」

と思わず、地雷を避けて歩く知恵として、身につけていけるといいと思います。



【メールマナー編】社会人前提の世界で学生が生き抜くには?

ここまでは、入学後のマナーや振る舞いについて書いてきましたが、助産師学校は当然、入学前のマナーも重要です。

助産師学校受験はとにかく情報が乏しいので、面識のない人から親切にしてもらえるかどうかは死活問題。

「SNSで発信している人にDM送ってみたけど全然返事が来ない」

そんな経験のある人は、一度ご自身のメールの書き方を振り返ってみた方がいいかも。


リアルな場面でも、入試情報を教えてもらうためにあまり親しくなかった先輩に連絡を取ることや、大学院の先生に事前面談依頼のメールを送ったりする場面も多いと思います。


メールの書き方一つで、超有益情報を無料で提供してもらえるかどうかがかかっているといっても過言ではありません。

ここからは、メールの書き方についてお話していきます。


◆ 冒頭のあいさつの書き方


よく「お世話になります」とか「お疲れ様です」という書き出しでメールをくださる学生さんがいらっしゃいます。

多分、ネットで検索したメールマナーとかを参考にして書いてくださっているのだと思うのですが・・・。

実は学校の先生などにメールやお手紙を書く場合は適切な書き出しではないかもしれません。

一般的には、

おつかれさまです:社内のひと

お世話になります:社外の取引先など

という認識のことが多いです。

学校の先生は身内だけれども「仕事仲間」ではないので、少し距離感を微妙に感じる先生もいらっしゃるかも。


◆ メールで「夜分おそれ入ります」?

メールの冒頭に「夜分おそれ入ります」とつけてくださる学生さんも多いです。

とても丁寧でいいなぁ、と思うのですが、実はメールは「夜分おそれ入ります」は不要です。(今のところね)

「メール」というものが広まった当時は「メールは”電話と違って”相手が都合のいい時に開いて読むもの。何時に読まれるかわからないので”おはようございます”や”夜分おそれ入ります”などの時間を限定した挨拶はつけない」という考え方でした。

メールが使われるようになったのは、現在、大学で先生をやっているくらいの世代の方達が学生だった頃なので、このような考え方の先生も少なくないと思います。



◆ そもそも冒頭の挨拶は必須じゃない!

慶應義塾大学・松岡先生のメールマナーサイト によると、「おつかれ様です」は必ずつけないといけないものではなく、名前と所属を書いたらすぐに本題に入ってもOK。

「はじめまして」も実は要注意。迷惑メールに振り分けられやすいので、➡️ 「初めてご連絡を差し上げます」などの表現が望ましいです。


「こんにちは」で書き始める学生さんもいらっしゃいますよね。

実は私も、大学院の指導教官が「学生相手には『こんにちは』で始める習慣の人」だった影響で、今もそう書き出しています。

何かつけないと落ち着かない人は「こんにちは」が無難で良いのかもしれません。

ちなみに、その先生からは夜中の2時に届いたメールにも「こんにちは」って書かれてました(笑)

やっぱり、先生世代の方達はあんまりメールの時間は気にしていらっしゃらないかもしれません。

マナーは時代と共に変わるものですが、お相手の背景を考えながら工夫できるとマナー美人になれるかも。


ちなみに、前述の松岡先生のサイトは、大学の先生が学生に「辞めてほしい」と感じるダメな例がいっぱい載ってます。

自分も当てはまるようなことをしていないか、よく確認しておきましょう。


◆ 必ずお礼状を書く

メールの冒頭の挨拶ばかり4項目も書いてしまったので、本文の書き方などは省略します。

そういうのは普通のマナーサイトにも書いてありますし。

「自分がどこの誰なのか」「要点をまとめて結論から書く」ができていれば大丈夫です。


それより大事なのが、メールで相談した後のこと。

前述の松岡先生のサイトの「その8」に

自分の問題が解決したら、ぷっつりと連絡がそこで終わってしまうというタイプの学生さんがよくいますが、大変失礼な態度だと思います。

とあります。


これは本当に絶対ダメ🙅‍♀️


相談事をした際は、その場のお礼だけではなく「先日はありがとうございました。その後無事に◯◯できました」や「悩んだ結果、◯◯という選択をいたしました。」など、その後の報告を必ずお送りしましょう。


相談事というのは、受ける側は自分ごととして考えてあれこれと気を揉んでくださっているので、大抵の場合「その後、どうなったかしら。上手くいったかしら。」と気になっているものです。

自分の要件が済んだら知らん顔、というのは本当に失礼ですし、次に相談したいことがあっても親切に対応してもらえないこともあると思います。


大学院のマッチング面談などをお願いした場合でも、必ず「本日はありがとうございました」と面談のお礼をメールで伝えましょう。



◆ 「ちょっと知っておく」がだいじ


ネットでマナーについて検索すると社会人向けに作られたものが多く、アカデミックな場面でのマナーについては戸惑うことが多いですよね。

特にアカデミアには、その領域や先生ごとのこだわりがあって一貫性がないことも…。

(学会のドレスコードも領域によって”絶対スーツ!”から”発表者でもTシャツ可”なところもまで様々です)

でも、基本を押さえておけば一発退場なんてことはありません。

その場の空気や相手に合わせて、柔軟に対応できることが一番大切です。


難しく考えず「ちょっと知っておく」が身を助けます。

私自身も、まだまだ悩むことはたくさんあって、元上司や先生たちに相談しながら日々動いています。


みんなでマナー美人を目指しましょう。


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みあれAcademy プロフィール

2018年から関東の助産学専攻科を中心に受験指導を開始

以降、7年間連続で難関助産学専攻科の合格者を輩出

大手予備校の集団講義では対応の困難な、アセスメント論述式の試験対策を中心に指導を実施


⭐️合格実績校⭐️

東京都立大学助産学専攻科(6名)

昭和大学助産学専攻科(6名)

茨城県立医療大学助産学専攻科(2名)

獨協医科大学助産学専攻科(2名)

聖路加国際大学大学院(1名)

 その他多数


学校では教えてもらえない「アセスメントのお作法」教えます

「合格で燃え尽きない、入学後も役に立つ知識の習得」がコンセプト



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